新型コロナウイルスが猛威を振るってきています。
今後どのようになっていくのか心配ですが、我々は出来ることをやって予防していくしかないです。
うがい、手洗い、マスクなどの基本的な予防法の他に、ウイルス予防にいいとされるツボを紹介します。
ウイルスの波動を抑えると言われる「外関」「懸鐘」というツボと、免疫力を高めるツボのご存じ「足三里」です。
ウイルスの波動を抑える
外関
手の甲側の手首のシワの真ん中から指3本のところにあります。
「外関」は自律神経を調整するツボとして有名です。
また、乗り物酔いにも効果のあるツボです。
船酔いやバス酔いが不安な方は、ここに鍼のついたシールとか、何かツボを刺激するといいです。
ウイルス予防にはお灸がいいです。
市販のせんねん灸で構いません。
懸鐘
外くるぶしの上指4本のところにあります。
「懸鐘」は血管をしなやかにするツボと言われています。
血圧が気になる方にいいです。
また、貧血や冷え、更年期、首の張りにも効果があります。
寝違えた時の応急処置によく使うツボです。
寝違えた時はまずここを刺激してください。
ウイルス予防にはお灸です。
免疫力を高める
足三里
免疫力を高めるツボとしてテレビなどでも度々取り上げられている「足三里」
膝のお皿の下から指4本分のところにあります。
足三里は本来は胃腸系のツボで、胃痛、胃のもたれ、食欲不振、吐き気、下痢などに使われます。
膝の痛みや、足のシビレ、歯痛にもいいです。
しかし何といっても、足三里の効果で特筆すべきは免疫力のアップです。
足三里にお灸をすると、酸素を運ぶヘモグロビンの量が増え、またリンパ球の量も増えて、免疫力向上の効果が高くなります。
風邪予防にも足三里のお灸はとてもいいですよ。
ウイルス予防のツボへのお灸は、2~3回やっても意味がありません。
流行期(冬季)は毎日おこなったほうがいいです。
特にウイルス予防以外で、ご紹介したツボの効能で気になる症状があるのなら、続けてみるのはいいかと思います。
家でやるのに、お灸の煙が気になる方は無煙タイプ・煙を抑えたタイプもありますよ。
ドラッグストアやネット、健康堂治療院にもありますのでお尋ねください。
新型肺炎今後どうなるか不安ですが、我々に出来る予防をおこなって、収束を祈るしかないですね。